みそづくりにチャレンジしました。
一人で挑戦するのは大変なので、友達と一緒に1日かけて作ることに。
名付けてみそパーティー!
気の置けない家族や、友だちを誘ってみそを手づくりしてみましょう。
この記事は、こんな方におすすめです。
・美味しいもの、体にいいものを食べるのも作るのも好き
・発酵食品に興味がある
・おうちで家族や友だちと一緒に楽しいことがしたい
みそパーティーで手づくりみそにチャレンジ!
みそ作りはみんなでやるとたのしいみそづくりに興味があるという人はたくさんいますが、ちょっと大変そうですよね。
一人でやらなくちゃと思うと、なかなか始められません。
誰か親しい人を誘ってみましょう。
おうちで一日かけてのんびりみそパーティー。
冬の恒例行事になったら素敵ですね。
ねえ、一緒にみそ作ってみない?
寒い冬に仕込んで発酵を待ちますみそづくりは冬がおすすめ。
気温が低いと発酵がゆっくり進むので、美味しく出来上がるようです。
寒くてお家の中で縮こまっている子どもを誘ってみるのもよし、
最近一緒にお出かけできずにいる友人に、声をかけてみるのもいいですね。
日常ではやらなければいけない用事や仕事でゆっくりできませんが、この日は別。
みそを仕込む!と決めたからにはたっぷり一日とって、焦らず楽しんで作りましょう。
農家の仕事に日曜日はありませんが、自分で作業をやりくりすれば時間が捻り出せるのが嬉しい。
畑でとれた野菜をおみそ汁に入れたいなあ。
みそづくりパーティーに必要なもの
みんなが集まるまでまずはお茶でもしましょうのんびりできる休日なので、ゆったりと始めましょう。
お豆が煮えるのを待つ間や、ランチやおやつの時間にゆっくり近況報告や情報交換をしてくつろぎます。
楽しく作りますが、長期熟成がさせておくみそづくりでは清潔が第一。
手洗い、消毒などもしっかり行いましょうね。
エプロンや三角巾を持ち寄り、マスクと使い捨てのビニール手袋をします。
パーティーの後には各自みそダネを持ち帰り、発酵させていく楽しみがあります。
一緒に何かを作るパーティー、大好きです。
パーティー成功のカギは準備にあり
当日をめいっぱい楽しむためには、準備が大切。
みそを作るためには、前日からの仕込みもあります。
集まったみんなが楽しい時間を共有できるように、シミュレーションしてみます。
当日の大豆を煮て潰す、混ぜるなどの作業もありますので事前に時間配分を考えておきましょう。
この動画、とてもわかりやすかった!
作り方を説明してるサイトや動画はたくさんあるので、みんなでワイワイ見るのも楽しいですね。
赤みそは東海地方の名産?
豆麹を加えて発酵させる
今回作ったのは、豆麹が入った豆みそ。
赤みそとも呼ばれ、東海地方ではとてもポピュラーです。
おみそ汁は「赤だし」として有名ですよね。
我が家では、ずっとこのみそなのでみそ=赤みそですが他にも麦みそや米みそもあります。
農水省が出しているWebマガジンaffを読んでみました。
豆の加工品であるみそにもいろいろ種類があって、とても参考になります。
農家としてはチェックしておきたい記事もたくさん。
日本の食文化は奥深いですね。
おやつ、ランチはみそづくし
たくさんの野菜を赤みそで煮込むから煮みそ手づくりみそは、作ったその日には食べられません。
発酵食品ですから、仕込んでから一年間ほどは熟成させる必要があるのです。
でも、せっかくみそ作りをしたのですから、おやつやランチはみそを使ったメニューにしましょう。
おやつおすすめは五平餅
そして、出来上がったら遅めのランチ。この日は煮味噌(にみそ)にしてみました。
どちらも愛知県の郷土料理のようですが、小さい頃から冬になるとよく食べているお馴染みのメニュー。
まとめて大量に作るの、前日に仕込んでおけば楽ちんです。
作ったみそダネは一年まちですが、発酵後の姿を想像してみそづくしを味わいました。
ビニール袋って簡単に作っちゃおう
ビニール袋を使って柔らかく煮た大豆をつぶしますさあ、初めてのみそづくりやってみましょう
手仕事の楽しさは、ていねいに作る過程にあります。
今回作ってみての感想としては、
焦らずゆっくりやれば、誰でもできそう! でした。
みそづくり流れ
みそを作る工程は意外とシンプルです。
16時間以上水に浸しておくのが良い前日
- まめを水に浸す
- 用具をあらって清潔にしておく
当日
- 豆を煮る
- 豆を潰す
- 麹と塩を混ぜる
- 丸めて容器に入れる
これだけで、あとは麹の発酵の力でみそになります。
気楽に行きましょう!
材料・用具(ビニール袋がポイント)
材料(赤味噌5キロ分)
| 大豆 | 1.4kg |
|---|---|
| 米麹 | 0.4kg |
| 豆麹 | O.8kg |
| 塩 | O.5kg |
材料はこれだけ!みその材料自体は単純なのですが、麹を手に入れるのが難しい場合があります。
みそ作りキットのように、全てセットになっているものをネットで購入するのも一つの方法ですね。
ただし麹は生きているので、作る日の近くに商品が到着するように気をつけましょう。
用具
| ボール | 大豆を水に浸したり、
ザルの下に置く |
|
| ザル | 煮る前の大豆の水を切る
煮上がった後に水を切る |
|
| みそ容器 | 出来上がったみそダネを詰めて保存する
熱湯消毒しておき、みそダネを入れる直前に焼酎をスプレー |
|
| 混ぜる容器 | 麹と塩を混ぜておき、さらにつぶした豆を入れて混ぜる | |
| 木ベラ |
豆を煮る時にかき混ぜる |
|
| 大きめの鍋 (圧力鍋だとはやい) |
アクが出てきてブクブクしてくるので大きめがマスト | |
| 大きめのビニール袋 | 豆を潰すため
フードプロセッサーやすりバチで潰してもOK |
|
| 麺棒など | ビニール袋を破らないように混ぜる | |
| スプレー容器に入れた
焼酎 |
日本酒でもOK | |
| サランラップ | しっかりと縁まで密閉するため |
みそパーティースタート!
さあ、みそ作りが始まるよ
①水に浸した大豆をザルにあけて水を切る
②鍋に入れてたっぷりの水で煮る(普通の鍋で煮ると 3、4時間かかる)
普通の鍋で煮たので時間がかかりました③塩と麹を容器に入れて混ぜておく(手がやりやすい)
④指でつまんで潰れるくらいの柔らかさになったら、火からおろして水を切る
⑤ビニール袋に入れる(熱すぎたら少し待つ)
⑥麺棒、瓶、手、でよくつぶす(でも熱いうちが潰しやすい😆)
⑦人肌に覚めてから容器に入れ、塩と麹に混ぜる
⑧ボール状にして、容器に叩きつけるように入れる(空気が入らないように)
⑨表面を平にして焼酎を吹きかけ、ラップでぴっちり覆ってから蓋をする。
容器の縁まで綺麗に詰めます⑩冷暗所に保存して発酵させる(一年以上)
ポイント
- 豆は増える!→ 水に浸したらびっくりするくらい大量に!
- 時短には圧力鍋使用→ 気長に待てるなら普通の鍋でOK
- 空気をしっかり抜くこと→カビや腐敗の原因になります
- 作った後の掃除もみんなで楽しんじゃおう→床やテーブルに飛び散ってた
みそはすごい!
栄養豊富な発酵食品「みそ」味噌は日本独特の食品でしたが、最近は海外でも注目されているようです。
「Miso」で通じるようになってきていますよね。
味もさることながら、体にいいということが知られて来たのでしょう。
発酵食品の良さ
今話題の発酵食品の代表選手のような味噌。
大豆を麹の力で発酵させているので、栄養価は抜群。
みそはその発酵過程で、アミノ酸やビタミンが多量になるからです。
麹の力は偉大ですね!
手作り味噌の美味しさは格別
作り立てを食べるとみその香りもいただけます初めて手作り味噌のおみそ汁をいただいた時の感動は今でも忘れません。
何?今日のおみそ汁美味しい!
ってすぐにわかりました。
香りが違うのです。
それ以来、おみそは手作りと決めています。
手間も時間もかかりますし、市販のお味噌の方がお値打ちなんですけどね。
プレゼントにも最適です
今作ったみそが食べられるようになるのは来年ですが、出来上がったらプレゼントするのもいいですよ。
新社会人になる方や、大学進学のために一人暮らしを始める方へ小分けにしたみそを送ってみるのはいかがでしょう。
ホーローの容器に入れて「このまま冷蔵庫に入れておけばいいのよ」と激励のメッセージと共に。
まとめ
みんなで一緒ならみそ作りが楽しいイベントに手づくりみその教室に行ったことはありましたが、おうちでは初めて。
先日いただいた手づくりみそが超美味しかったので、思い切って挑戦してみました!
どうせなら友だちも巻き込んで楽しく作ろうとみそパーティーを計画したら、予想以上に好評でした。
無事発酵が進んで、来年美味しいみそが出来上がるのを楽しみにしています。
出来上がったみそで、今度はどんなパーティーをしよう?












