早稲田大学構内の国際文学館「村上春樹ライブラリー」に行ってきました。
本好き、音楽好き、春樹さん好きには、ぜひ一度訪れてほしい場所でしたよ!
春樹ワールドに、どっぷり浸ってきました
春樹ファンしか、楽しめないの?
そんなことないよ!本と音楽と、コーヒーとドーナツが好きなら絶対行くべき!
![村上春樹ライブラリーの階段本棚の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/99B71E63-946F-47E6-BBE0-1273E5EC0154.jpg)
東京新宿区にある早稲田大学内にあるので、大学図書館なのですが、ここがとっても素敵な場所でした。
東京在住なら毎週でも行きたいところですが、残念ながら地方の田舎暮らし。
この春やっと、念願叶って訪れることができました。
村上春樹ライブラリーって?
![村上春樹ライブラリーの入口の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/5A9C7C57-B6B1-4C5E-9A50-8452F98349A8.jpg)
正式には、「早稲田大学国際文学館村上春樹ライブラリー」という名称です。
長い。
成り立ち
![村上春樹ライブラリーの説明書きの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/F3E57144-43AC-4941-9B49-3C918DCF1446.jpg)
2021年10月に開館した、文学資料館であり、文学交流館です。
早稲田大学の4号館を改修、隈研吾氏の設計によるリノベーションを経て今の姿になりました。
誰もが集う「文学の家」を、目指しているとこのことで、どんな人でも利用できるのが嬉しいですね。
建物
![村上春樹ライブラリーの外観の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/BA288800-4788-448F-B32D-4BFBA06E42CD.jpg)
世界の隈研吾さんの設計のリノベーションだけあって、外観もモダンな雰囲気。
建物自体は、古い(いや、趣がある)のですが、印象的な装飾?が施してあります。
また、館内には本がたくさんあるのに、開放的な雰囲気があります。
中央の階段本棚で地下へ行き来することで、春樹ワールドへの入口に来た!と実感できます。
所蔵本
![村上春樹ライブラリーの所属本の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/1D39854E-6317-40F6-A0F2-42CAD06028B2.jpg)
村上春樹さんからの寄託・寄贈の本をはじめ、関連書籍などが所狭しと並んでいます。
日本語のものだけでなく、各国の言葉の本も並んでいるのが印象的。
閲覧できる本だけでも3000冊あるそうです。
印象的な階段本棚の本はデータベース化されていて、検索することもできます。
館外貸し出しはできません。
今回、私が目をつけたのはこの2冊。
後からネットで買おうかな。
館内案内
![村上春樹ライブラリーの館内の様子その1](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/58319489-F4A2-4D9A-BA27-018D0A7DE825.jpg)
館内はB1から2Fまでが一般に公開されています。
それより上は、研究施設になっているようです。
公式サイトに館内案内が載っていますので、参考にしてください。
ラウンジ、ギャラリー、オーディオルーム、カフェ、などがあります。
自由に読書や交流が楽しめるように、という意図が感じられる館内です。
予約方法
![村上春樹ライブラリーのネームプレートの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/7907AD44-6750-4F4E-8A5A-9B299D6173B4.jpg)
90分入れ替え制です。
公式サイトの予約ページから、予約することができます。
時間帯や人数を入力して予約することができます。
もちろん予約なしでも大丈夫ですが、時間帯ごと人数制限があります(2023年4月現在)
事前予約30人、予約なし50人まで。
確実に希望する時間帯に行きたいなら、予約する方がいいかも。
私は、予約なしで行きました。
早稲田大学の学生さんと、職員の方も予約は不要です。
アクセス
![早稲田大学の東門の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/04EC8A04-780A-4BE9-A7E1-16A8443DA203.jpg)
地下鉄の「早稲田駅」からすぐに早稲田大学ですが、大学というのは広い!
大学に入ってからが長いので、覚悟を決めて歩きましょう。
東門(門構えの小さな入口)の近くです。
村上春樹ライブラリーを激推しする8つの理由
![村上春樹ライブラリーの階段本棚の写真その2](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/647B0C06-126D-4A6A-9E43-8AF8CCE4EE66.jpg)
昔からの春樹さんファンなので、とても楽しめたのですが、そうでない人でもここはいい!という場所です。
その理由以下の8つ!
春樹さんが(もっと)好きになる
![村上春樹の書斎の再現コーナーの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/482BDDD9-1997-43B8-86BF-51B2E569E75E.jpg)
春樹さんの書斎が再現してあります。
とーっても整った部屋なんです。
執筆机の上にはマックのPC。
後ろの棚にレコードプレーヤー。
作家になる前に経営していたジャズ喫茶に置いてあったピアノも展示。
春樹さんの創造の原点が見られるなんて、とても貴重な場所ですよね。
春樹さんの最新刊も展示してありました。
![村上春樹の最新刊のポスターの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/F6362411-0B4D-4AB0-844F-29BA88D12A4D.jpg)
私としたことが、チェックしていませんでした!
早速、ゲットしなくては。
館内にいると落ち着く
![村上春樹ライブラリーの中の家具の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/24966D5F-C237-4C9F-8AAE-12BC394E768A.jpg)
空間の取り方なのか、ものの配置の仕方なのか中にいるととても落ち着きます。
結構人数が入っていると思うのですが、広々としています。
本を好きなだけ読める
手にとって読むことのできる本がたくさんあります。
一部、ショーケースに入ったものもあるのですが、それ以外は大丈夫。
手にとって、その辺に座って読んでみましょう。
居心地のいいソファや、テーブルと椅子なんかがそこここに配置されています。
音楽が聴ける
![村上春樹ライブラリーのオーディオルームの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/B210053F-D667-4508-8BF0-B59BBDA6DDBB.jpg)
2階には、オーディオルームもあります。
音楽好きな春樹さんのライブラリーなので、音楽を楽しむのにも最適な空間です。
レコードプレーヤー、やっぱり欲しくなります。
コーヒーとドーナツが楽しめる
![コーヒーとドーナツの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/FC5E370B-9077-4CAE-A37F-232F6CC56242.jpg)
村上春樹といえば、コーヒーとドーナツです。
やっぱり地下のカフェには、メニューにドーナツがありました。
他にも、デザートや軽食もありましたけどね。
春樹さんの書斎を眺めながらのコーヒーとドーナツで、至福のひとときでした。
地下のカフェからも音楽が聞こえてきます。
入場無料
事前に、入場料いくらかなー?と思って調べてみたのですが、どこにも書いてない。
あれ?ひょっとして無料?
と思って現地到着。
受付では、予約なしの人は簡単な記入だけでOK(日にちと一般とかの分類にマル)
さすが大学図書館。
寄付などで成り立っているようです。
周りの環境が良い
![村上春樹ライブラリーの周りの環境の写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/8AC9023E-4C46-49FC-8F44-F5F96372F38D.jpg)
大学キャンパス内なので、とにかく閑静な環境です。
時間の流れがゆったりしていて、しばし日常のあれやこれやから離れることができます。
頭の中がごちゃごちゃしてきたら、ここに来るといいかもしれない。
スタッフの方が親切
入り口を入ると、落ち着いたにこやかな方が対応してくださいます。
「ご予約ですか?」
「いいえ」
それから受付を案内してくださったり、館内でも質問に親切に答えてくださいました。
ちなみに「写真撮影はOK」「動画はNG」です。
まとめ、行ってみよう村上春樹ライブラリー
![グランドピアノの写真](https://hammingkoala.com/wp-content/uploads/2023/04/DA59813A-6DEE-44F7-855D-6D4D5B075A65.jpg)
図書館ですから、大騒ぎしたりバタバタとし走り回ったりすることはもちろんできません。
でも従来のような「しーっ!」と厳格な雰囲気はまるでない素敵な場所です。
本好き、音楽好き、コーヒーとドーナツ好きが思い思いに静かに楽しんでいる。
そこから、文学について考えるきっかけになるようなこの村上春樹ライブラリー。
作ってくれてありがとう。
また、東京に行く時は、じっくり時間をとって再訪します。