ランニングを始めた時からの夢、フルマラソン完走!を達成しました。
アラフィフ、運動センスなしの私が、完走のために試したてきたことをご紹介します。
松本マラソン、完走しました!
フルマラソン? 完走できたの?
実は自分でもびっくりしてる(^ ^)
小さい頃からかけっこはビリ&体育の成績も残念な私が、アラフィフになってからのチャレンジでとうとう夢のゴール!
年齢や自分の特性に合わせたトレーニングを続ければ、フルマラソンは完走できる!と、確信しました。
マラソン、やってみたいけどもう無理かな? って思っている方の参考にしてもらえたら嬉しいです。
アラフィフ&運動センスなしでもフルマラソンは完走できる
ランニングに興味があって、フルマラソン走ってみたいなあ、と思えるなら、完走できます。
ただし、私のようなアラフィフには時間はかかります。
こんなふうに。
- 歩く
- ゆーっくり走る
- トレーニングを習慣にする
そして、ちょっとしたコツがあることもわかりました。
歩くことから始める
ウォーキングを習慣にしましょう。
走るよりも取り掛かりやすい。
万が一、ウォーキング止まりでも、それは素敵な趣味になります。
山歩きとかにつながりそうですよね。
通勤時間を利用したり、ワンコの散歩からでもOK。
私はスマホの万歩計を励みにして、1万歩を目指しました。
ゆーっくり走る
歩く習慣がつき、早く歩ける様になると、「さあ、走ってみようかな」と思える様になります。
その頃には、ランニングするならこのコース、なんてお気に入りのルートもできていることでしょう。
ぼちぼち、走ってみましょう。
速度は遅くていいのです。
むしろ遅い方がいい。
私は、ランニングをスタートした時には、地下鉄の駅へ急ぐお姉さんに歩いて追い越されました。
でも、この本を読んでゆっくり走るのは科学的にも良いことだとわかったのです。
これ、オススメですよ!よかったら読んでみてね。
トレーニングを習慣にする
ランニングに限らず、体を動かすことを毎日の生活に組み込んでしまいましょう。
年を重ねるにつれて、どうしても体は省エネモードになっていきます。
動くのが億劫になったり、動作がモッタリして来たり。
それを防ぐためにも、ウォーキング、ランニング、ストレッチ、ヨガなどを行う様にしました。
具体的には、一日のうちにわずかな時間でもうっすら汗ばむ瞬間を作る、のが目安。
私の場合は、今日は運動してない!と気づいたら夜にコンビニまでウォーキングして翌朝のパンとか買ってきます。
毎日走らないけど、毎日トレーニングする
ランニングは毎日しなくても大丈夫。
雨の日、強風の日もお休み。
そうしないと、ランニング=大変だけどやらなくちゃいけないこと、になってしまうから。
でも、何かしら体を動かすことは毎日しているので、毎日トレーニング。
体がスッキリしてくるのが分かるので、嬉しくて習慣になっていくはず。
フルマラソン、アラアフィフ女子が笑顔でゴールするための5つのコツ
アラフィフ女子が初めてフルマラソンを完走するには、はっきり言ってコツがあります。
特に、運動センスが優れているわけでもない場合!
コツ1 いきなりフルに挑戦しない
10キロやファンランから、大会に参加してみるとモチベーションはぐっと上がります。
フルマラソンは、これからのお楽しみ。
10キロやファンランでレースデビューがオススメです。
そして、ハーフマラソン。
何度か大会を経験すると、周りも見えてきます。
すると!
たくさんのランナーに出会えます。
そして、私より先輩であるスレンダーなマダムがカッコよく横を走り抜けていくのです。
めっちゃ、かっこいい!
ランニングって、やっぱり楽しい。
ランニングの効果はてんこ盛り!下の記事から読んでみてね。
コツ2 エントリーする大会を選ぶ
何度か、短い距離のレースを走ってみたらいよいよフルマラソンにチャレンジしましょう!
ランニングのポータルサイトなどで、細かく検索できるので日程や場所だけでなくじっくりエントリーする大会を選ぶのが賢い。
ランネットがメジャーでオススメです。
具体的には、この条件をクリアすると完走までの道のりは見えて来ます。
- 制限時間が長い
- コースが平坦
- 楽しい大会
- 旅行気分が味わえる
コツ3 ギアに頼りまくる
ランニングの実力もなし、年齢もまあまあいっている時にはモノに頼るの大事です。
私が、こだわったのはこの4つ。
- ランニングシューズ
- スポーツブラ
- スポーツウォッチ
- グーグルマップ
ランニングシューズ
一番拘りたいのはやっぱり、ランニングシューズ。
足に合っていて、慣れないランニングの衝撃に耐えられるクッションのあるもの。
速く走ることのができるシューズは除外。
今のところはね。
今回のマラソンで、足のトラブルなしに完走できたのはこのシューズのおかげ。
よかったらチェックしてみてね。
サロモンのグライドマックス、というシリーズのランニングシューズです。
スポーツブラ
はっきりいって必須です。
走るなら、ハイサポートタイプ。
私のオススメはワコールのCW-Xですが、ご自身の体に合ったものを。
何しろアラフィフともなれば、体は重力に負けがち。
まして、走る時にはバストをしっかりサポートしてあげなくては。
スポーツブラ忘れた!と気づいたら、即ウォーキングに切り替えます。
ランニングウォッチ
ガーミンのランニングウォッチが良かったです。
いろいろなモデルがあって迷ってしまいますが、まだ初心者。
最新のものでなくても全然OKでした。
走るペースなどが分かると、トレーニングの日もレースの時も安心。
Googleマップ
走るコースを決めたり、距離を測るのに最適です。
同じコースでは飽きてしまいますが、初めての道はちょっと心配。
そこで、あらかじめGoogleマップで調べていきます。
距離も測定できるので、3キロのコース、5キロのコース、とお気に入りを保存してあります。
マラソン初心者向けの本
ネットで調べたり、雑誌をパラパラと立ち読みしたりで情報を集めました。
そして、最終的に1冊の本を頼りにトレーニングを続けてみました。
レース当日の持ち物なども細かく説明があって、分かりやすいです。
良かったらチェックしてみてね。
コツ4 人を巻き込む
一緒に走ってくれる人がいれば心強いですよね。
いなくても、応援してくれる人や話を聞いてくれる人を見つけると続けやすいです。
家族、友人、職場などでもランニングのことを話題にしてみるといいかもしれません。
SNSなどで繋がっている人とのランニング談義も楽しいですよ。
コツ5 ゴールの瞬間をイメージする
完走できたらいいなあ、と最初はふんわり思っていました。
でも、トレーニングを続けていくうちに自分のゴールの瞬間を想像できるようになって来ました。
そこで!
もっと具体的に、絵として自分がフィニッシュのゲートをくぐる場面を妄想することにしました。
これは効いた。
ガッツポーズで、ゴールテープを切る自分。
かっこいい〜。
実際には、ゴールテープなんて制限時間ギリギリのランナーにはないんですけどね。
松本マラソン2022
2022年11月13日に、松本マラソン2022が開催されました。
コロナや豪雨で中止が続いていたのですが、今回は無事開催。
初のフルマラソンで完走できて、大満足です。
フルマラソン当日まで
エントリーして、開催案内の封筒が送られてくるまでにはだいぶ日にちがあります。
その間はレースの日のことはほぼ忘れていました。
毎日のトレーニングを、のんびり楽しむ毎日です。
当日1ヶ月前を切る頃に、大型の封筒が届きます。
そこから具体的に松本マラソンを目指して準備を始めました。
- 宿と交通手段の確保
- 本番のウエア、シューズ確認
- コースの確認
- 練習の調整
もっと前から周到に準備する方も多いと思うけど、案内が届かないと気持ちが盛り上がらないんですよね。
コースの確認は、YouTubeがオススメ。
「〇〇マラソン、コース」などで検索すると、いくつかヒットします。
自分が見やすいものを、何度も繰り返して見るとGOOD。
当日レポート
当日は、舞い上がっていてあっという間に過ぎてしまいました。
それでも、走っている間にすごくたくさんの方の声援をいただいたのが一番印象に残っています。
今まで、あんなに声援を浴びたことってないと思います。
ほんと、ありがたかった!
そして、声援に「ありがとう!」って(余裕のある時はね)答えると、逆に喜んでもらえてさらにハッピー。
42.195キロどうだった?
長い!
当たり前だけど、遠かったです。
特に35キロ過ぎが大変、って聞いてた通りでした。
それでも、完走はできるかなって思えました。
ゆっくりゆっくり走って、ゴールまで着けばいい、と覚悟していたので焦りはなかった。
そう、記録を狙わなければ、マラソンはゴールできます。
完走後に見えたもの
人生が変わった!ってほどの変化はありません。
50年以上生きてきたら、マラソンより大変なことってたくさんありますからね。
でも、フルマラソンを走ったよ、という小さな自信はつきました。
アラフィフでも、もっと年を重ねても、工夫すればいろんなチャレンジができると思えたのが1番の収穫です。
一緒に走ろう
レース中に、全然知らない人とも励ましあったり、会話ができたりしました。
走ることが好きな人ってこんなにたくさんいるんだってわかったことも嬉しかった。
一人でトレーニングを続けているからこそ、レースの日のコミュニケーションが楽しいのでしょうね。
これからものんびり、じっくりランニングを続けていこうと思います。
いつか、どこかのレースで、一緒に走りましょ!