デザインを楽しく学べる本を5冊紹介します。
- デザイナーじゃないのに!
- デザイン力の基本
- なるほどデザイン
- すぐに役立つ!配色アレンジBook
- センスは知識から始まる
この5冊です。
今までデザインを勉強してこなかった人にも親切な内容で、チラシなどを作る時にとても参考になります!
仕事でマルシェ用のチラシを作ることになっちゃった!
ええ?デザインのこと知ってるの?
全然!でも本で勉強したの。参考になったよ
今日紹介した本を何冊か読むことで
急にチラシ作成を頼まれてもパニックにならずに引き受けられる
作ったチラシから集客につながる
デザインの基本がなんとなくわかる
こんな効果が得られます
チラシ作成を頼まれたら、まず読む本5選!
実際に、マルシェのためにチラシを作った時に慌てて読んだなかでこれはいい!と思った本です。
- デザイナーじゃないのに!
- デザイン力の基本
- なるほどデザイン
- すぐに役立つ!配色アレンジBook
- センスは知識から始まる
デザイナーじゃないのに!
マンガでデザインのことを、わかりやすく伝えてくれる本です。
ハミコのように、デザインについてとにかく素人!という人でも、とっつきやすいこと間違いなし。
帯に「意識低い系デザイン本」と書かれているように、主人公がチラシを作成しなければならなくなって慌てるところから始まります。
さまざまなアドバイスを受けて、チラシのデザインが洗練されていく。
それを見ながらデザインについて学べるので、最初に読むならこの本!
まずは押さえておきいたい、デザインの4つの基本ルールが目から鱗でした。
デザイン力の基本
ウジ トモコ著 日本実業出版社発行
サブタイトルが、「簡単だけど、すごく良くなる77のルール」です。
もうこれだけで、買い!ですよね。
著者のウジトモコさんは、戦略デザインコンサルタント、アートディレクターです。
すごい肩書きなので難しい?
そんなことないですよ! わかりやすい。
本のレイアウトもデザインが良いのでしょうね。
大事なことがパッと目に入ってくるし、実例の写真も理解しやすい。
何より第1章が衝撃的でした。
いきなり手を動かさない!なるほどねー
つくる物だけでなく、受け取る側のことをしっかりと意識できるようになる本です。
なるほどデザイン
筒井 美希著 エムディエヌコーポレーション(MdN)発行
じつは、表紙のイラストに惹かれて買った「ジャケ買い本」でした。
そのあと、ずっと読まずに本棚に眠っていた(すみません!)
それが、このたびチラシをつくらなきゃ!と慌てたときに思い出してひっぱりだしてきたのです。
即効性はないかな?と思って読み始め、チラシ作成は無事終わり、まだ読んでいます。
サブタイトルが「目で見て楽しむデザインの本」とあるように、どのページを見ても美しく、デザインを楽しむことができます。
特に二章「デザイナーの7つ道具」がおもしろかった。
こんな視点でデザインをとらえたことはなかったので、おすすめです。
今、キンドルだとお値打ちに買える!
電子書籍、要チェックですよ。
すぐに役立つ配色アレンジBook
久野尚美著 +フォルムス色彩情報研究所 グラフィック社発行
9つのグループ、125のテーマ、2500の配色アレンジサンプル(はじめにより)と書かれているとおり、膨大な色の情報がつまっています。
- 9つのグループは印象別にカテゴライズ
- 125のテーマには素敵なタイトルが付けられている
- 2500の配色アレンジサンプルは使用例がひと目でわかる
以上の工夫がなされていて、とても整理されている図鑑のようです。
必要な時にすぐに役にたつだけでなく、暇な時にぱらぱらとめくって眺めるのも楽しい本。
色番号がすべて載っているので、人に伝える時にも間違いがありませんね。
巻末の「配色に役立つ基礎知識」と「キーワード索引」が地味ですが、すごくためになりました。
元気な時と、癒されたい時で好みの配色が変わりそう。
センスは知識から始まる
水野 学著 朝日新聞出版発行
著者の水野学はグッドデザインカンパニーの代表であり、なんと「くまモン」の企画発案をしています。
この本が出版された時(2014年)には慶應義塾大学環境情報学部(SFC)の特別招聘准教授でした。(2012年度から2016年度まで)
こんなすごい人なのに、本の中ではわかりやすく手の内をさらけだしています。
さらに、
僕が特別人間だからできる、というわけではありません。
Prologueより
なんだか勇気がでてきますよね。
また、後半ではセンスを鍛えるトレーニング法まで載っているのです。
もちろん一朝一夕にできることではありませんが、試してみる価値は十分にあります。
緊急度と初心者度別でレベル分け
どの本も良かったので5冊ともおすすめですが、どれから読む?と悩むかもしれないですよね。
まず何を読んだらいいのか?
すぐに!チラシ作らなきゃ!
の場合は、迷わずに「デザイナーじゃないのに!」をオススメします。
- 読むのに時間がかからない
- 巻末の「ゆいのチラシのデザイン修正の奇跡」で修正のポイントがすぐわかる
- なんなら、そのデザインを応用して自分のチラシがつくれちゃう
急ぎじゃないけど、デザインのこと学んでいきたいな、でもセンスに自信がないし〜てもやもやしている方にはぜひ「センスは知識からはじまる」を読んで欲しい。
これを読んで、センスや才能がないからデザインはムリ!という思い込みから解放されました。
緊急度と初心者度のマトリクス
どの本も素晴らしいのですが、それぞれ目的やケースに応じて活用したいものです。
勝手に作成したこのマトリクスによって、最適な本から取り入れてみてはいかがでしょうか。
しかも、ハミコが初心者度大なので初心者度があまりにも小さいものはありませんでした!
デザインの基本がわかってしまった!
5冊の本を読んでデザインの基本が少しだけ分かってきました。
デザインって、
- 伝えるための大事な方法であり
- 良くも悪くも変化して
- それは、工夫や勉強で鍛えることができ
- とっても楽しいもの
これまでは特別な人が特別な感覚でするもの、というイメージがあったデザイン。
でもチラシ作成をと通して、これらの本を読むことで思わぬ発見がありました。
もう少しデザイン力を磨いて、生活や仕事に生かせるといいな。
良い本は、大切なことをわかりやすく教えてくれる
どの本も、デザインの知識がない人も読めるように書かれています。
それなのに、デザインの本質を伝えてくれる。
一流のプロは初心者にもわかりやすく教えてくれるように、良書は大切なことをわかりやすく伝えてくれるのですね。