汚れ放題の作業着は、普通のお洗濯だけではきれいになりません。
我が家で作業着の洗濯のために常備してあるのはこの5つ
- 重曹
- 酸素系漂白剤
- 洗濯石鹸
- 台所用中性洗剤
- 洗濯用液体洗剤
夏は、一日に2回くらい作業着をお洗濯します
でもさ、どろんこ汚れってなかなか取れないよね
大丈夫!ちょっとした工夫で、きれいになるんだよ
夏の農作業は汚れ放題!泥・汗・草汁・ファンデの強敵汚れ
農業は自然を相手のお仕事で、楽しいことが多いですが、洗濯が大変!
1日夢中になって仕事をした後に、自分の服を見るとびっくりします。
強敵な汚れの原因は主に、この4つ
- 泥
- 汗・皮脂
- 草の汁や果汁
- ファンデーションやメイク
とにかく厄介なんです。お困りの農家の方はたくさんいるんじゃないでしょうか。
雨上がりやぬかるんだ畑では、どろんこに
泥や土が服の細かい繊維の中に入り込んでしまうと、洗濯機に入れただけではなかなか取れない。
表面の固まったどろんこは落ちても、うっすらと茶色くシミのように残ってしまいます。
野菜を作るために、良い土は必要不可欠。
しっかりと土づくりをしながら、でも作業着はキレイに保ちたい欲張りファーマーとして
泥汚れの落とし方を研究しています。
夏はとにかく汗だく!冬でもビニールハウス内では暑い
夏は運動部の部活並みに、汗だくになって仕事をします。
1日に、何回も着替えたりシャワーをしたり。
汗染みになったり、首まわりや脇は皮脂汚れも混じってなかなか落ちない汚れです。
衣服だけでなく、帽子の汗染みも!
自分では気がつかないことが多いけれど、人からはよく見えるので注意が必要です。
草の汁、果汁はついてしまうと、なかなか取れない
草木染めっていうものがあるくらい、色素がしっかりついてしまうのが草と果物の汚れ。
草取りをしたり、果物の収穫をすると、膝や腕にいつの間にか緑や赤のシミが……。
夢中になってお仕事をしている時は、全然気が付かなかったのに、家に帰ってびっくり。
もう、取れないかも?って思うと、お気に入りの作業着を前に悲しくなってしまいます。
ファンデーションやメイク汚れは、帽子やマスク、首周りにつく
紫外線が降りそそぐ畑でのお仕事では、日焼け止めとU Vカット効果のあるファンデは必須。
ファンデやメイクの汚れは、帽子や、フェイスカバー、首に巻いたタオルなんかに皮脂と混ざってついてしまいます。
そして、うっかりやってしまうのがTシャツを脱ぐときに首周りにファンデをつけてしまうこと。
家に帰って、「あっつー、さ!シャワーしよ」ってついつい雑にTシャツを脱いじゃうと後で後悔するハメになります。
強敵汚れを解消するクリーン5&トップ3と使い方
こまめな洗濯だけではやっつけられない、強敵汚れたちに立ち向かうために常備している5つ。
現在、使用している商品名も併せてご紹介します。
- 重曹(重ソウ)
- 酸素系漂白剤(オキシクリーン)
- 洗濯石鹸(ウタマロ)
- 台所用中性洗剤(キュキュット)
- 洗濯用液体洗剤(アリエール)
④と⑤については、特に銘柄にこだわりはないのです。
その時にお値打ちだったものをスーパーやドラッグストアで購入しています。
でも②と③については、オキシクリーンとウタマロと決めて、買っています。
加えて、結構活躍するのがこの3つ。
ブラシと歯ブラシ、つけ置き洗い用のタライ。
我が家の、洗濯道具トップ3です。
早速、汚れ落としをしていきますね、
泥 農家の宿命、泥汚れは洗濯前が勝負
どろんこになってしまったり、泥はねができたら慌てて洗濯しがちですがちょっと待って。
服についたどろをまずはブラシでささっと取り除きましょう。
繊維に入り込んでいるの泥汚れはその後で処理しますが、汚れを広げないためにもこの一手間は大事。
乾いた時にこれを行えば、どろんこが服の繊維から掻き出されて結構綺麗になります。
その後で登場するのが、お気に入りのウタマロ石鹸!
これでしっかり手洗いしてから洗濯機にポン。
効果抜群&コスパよし、の優秀なコです。
汗 さっさと洗濯機に入れちゃう!ときどき重曹
毎日、汗びっしょりになるこの季節。
1日2、3回洗濯することはしょっちゅうです。
でも、汗汚れにはそれが最適。とにかく早めに洗ってしまいましょう。
普段の洗濯は、洗濯用液体洗剤でOK。
そして、皮脂も混ざってシミになりそうな時には個別ケアを行います。
重曹を使っています。
重曹はよく溶かすことが大切なので、お湯で練ってペーストを作ります。
汚れに塗って、歯ブラシでトントン。
いつでも、コギレイなワークウエアを着ているために、汗染みチェックは大切!
汚れがわかりやすい白Tシャツを作業着ローテーションに一枚は入れるようにしています。
草の汁 色素の汚れに強いのは 台所用液体洗剤
意外ですが、食器を洗う洗剤が優秀。
洗濯機に淹れる前に洗剤を歯ブラシにつけて、草汚れをトントンしてみます。
それでも、草の色素が落ちない時には、漂白をします。
酸素系漂白剤なら、基本的に色柄物でもOK。
我が家では、オキシクリーンを使っていますが、つけ置きや部分漂白にもピッタリですよ。
ファンデーション メイク汚れを落とす時は
お肌のメイク落としのように、油汚れは油で落とします。
この場合も台所用液体洗剤が効果的ですが、時間がたってしまうと難しい場合もあります。
そんな時は、ミックス作戦。
漂白剤(小さじ3)+台所用液体洗剤(3滴)+重曹(小さじ1)で作る魔法水。
しみとりの方法を探しているときに、ネットで見つけたこのペースト。
噂通り効果は絶大で、嬉しくなっちゃいました。
農家の作業着の汚れ落とし まとめ
農家は毎日の仕事で、着るものが汚れることは日常茶飯事。
美味しい野菜を作るためにはいちいち気にしていたら仕事になりません。
それでも、朝お気に入りの作業着を着るときにはキレイなものを身につけたい!
そのためには
- 1日のお仕事が終わった後にどこが汚れているか、とその汚れの種類のチェック
- 汚れに合わせた洗濯の技を磨く
この二つを心がけています。
汚れの種類を見極めて、5つの味方と3つの道具を駆使すれば大丈夫。
作業着をきちんとお手入れすれば、キレイを保つだけでなく長持ちしますよね。