アイデアがなかなか出ないこと、ありませんか?
そんな時におすすめする本はこの5冊
- アイデアバイブル マイケル・マハルコ著
- 佐藤可士和の町整理術 佐藤可士和著
- まんがで発想法 川喜田二郎原作
- クリエイティブスイッチ アレン・ガレット著
- アイデアは考えるな 柳澤大輔著
今の時代、アイデアってとても大切ですよね。
色々なところで、独自のアイデアを求められます。
だけど私たちは、毎日忙しい!
企画書を出さなくちゃいけないのに、PCの前で頭は真っ白。
SNSで発信したいのに、ネタは全て出尽くした。
「もう、アイデアなんて、どこからも出ない〜っ」
こんな時に、この記事がおすすめです。
5冊の本と9つの行動がヒントになって、眠っていたアイデアが目をさまします。
どれか、一つでも試してみてください。
きっと、突破口が見つかりますよ。
アイデアがあふれ出る!ひらめきが欲しい時に読むべき5冊の本
- アイデアバイブル マイケル・マハルコ著
- 佐藤可士和の町整理術 佐藤可士和著
- まんがで発想法 川喜田二郎原作
- クリエイティブスイッチ アレン・ガレット著
- アイデアは考えるな 柳澤大輔著
① アイデアバイブル
分厚くて、内容も盛りだくさんですが、たくさんの発想法が網羅されています。
最初から順番に読んでももちろんOKですが、目次を見て、その時に必要な発想法を試してみるのがおすすめです。
特に印象に残ったのは、第八章の「SCAMPER」発想法。
また、所々にメモを活用すること薦められています。
お値段がちょっと高いのですが、ずっと使えるので元はとれるはず。
SCAMPERをスマホの待ち受けに
メモを常備する
② 佐藤可士和の超整理術
アートディレクターの佐藤可士和氏の、初めての著書。
整理を徹底することで、判断力が研ぎ澄まされ、仕事のスキルが格段に上がる、とのこと。
空間の整理→情報の整理→思考の整理、の順でレベルアップしていきます。
「アイデアが出ないと悲観する前に、今持っている情報を整理して把握するだけで対応可能になる」と佐藤可士和さんが言うと、大変説得力がありますね。
ハミコは、まず、空間の整理が必要です……。
お仕事バッグの整理
③まんがで分かる発想法
ロングセラーである、川喜田二郎著の新書「発想法」のまんがバージョン。
KJ法は、企業研修などで使われている、付箋を使う発想法です。
また、ひらめくための知識のインプットの中で、人と会うのはとても効果的。
自分の狭い常識の中で考えるよりも、人との交流から生まれるものはアイデアのヒントになります。
自分にないものを持っている人や、自分と意見の違う人とのコミュニケーションも(たまには)いいものです。
まんがなので、すらっと頭に入ってきていますし、ちょっと現代風にアレンジしてあるので活用もしやすいです。
本家の新書の「発送法」も早く読み始めよう!と思いました。
人と会う
付箋を使う
④ クリエイティブ スイッチ
著者のアレンガレットは、アメリカの若手起業家。
この本では彼が行ったインタビューや、神経科学の研究結果から、彼が発見したヒットの背景にあるパターン(創造曲線)を紹介しています。
そのパターンを利用して今の時代にあったアイデアを生み出そう、と呼びかけています。
数々の名作も天才的なひらめきから生まれたのではなく、涙ぐましい努力や綿密な方法論があった、というのも驚きでした。
とにかく質問をする
顧客の声に耳を傾ける
⑤ アイデアは考えるな
著者の柳澤大輔氏は、面白法人カヤックのCEO。
この本の中で、アイデアが思いつない人は、「すごいアイデア」を出そうとしているから、と書いています。
そしてまずは「すごくないアイデア」をたくさん出そう!と。
一気に気が軽くなりますね。
他にも今から取り入れたくなる情報がたくさんありました。
アプリを利用
与えることはクリエイティブ
効果絶大10つの行動の結果
紹介した5冊の本を参考にして、こんな行動をしてみました。
- SCAMPERをスマホの待ち受けに
- メモを常備する
- お仕事バッグの整理
- 人と会う
- 付箋を使う
- とにかく質問をする
- 顧客の声に耳を傾ける
- アプリを利用
- 与えることはクリエイティブ
行動1 SCAMPERをスマホの待ち受けに
スマホを見る機会はとても多い。
何気なく取り出してこのscamperを眺めることでちょっとした思いつきなら、すぐに産まれるようになりました。
最近の例では、ロールキャベツを作るはずがキャベツがなかった!そしてくるくる巻くのもめんどくさい
SCAMPERのS(代用品キャベツ→白菜)とE(排除→巻くのやめちゃう)
で新たな一皿「白菜の重ね焼き」ができました!
小さなアイデアが増えた!
行動2 メモを常備する
メモがないない、と探している間に思いつきはどこかへ行ってしまいます。
以前はレシートの裏に走り書きしてたこともちゃんとメモ帳に一元化。
アイデアが思いつく、というよりも忘れ物が減りました。
思いついたことを忘れない!
行動3 お仕事バッグの整理
情報が見えなかった状態
これでは、中に何があるのかわかりませんでした |
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情報を見えるようにする
机の上に全てを出してみました |
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情報を並べる
仲間ごとに並べ替え |
|
プライオリティをつける
要らないものを捨てて、整理することができました! |
仕事(農業)にいる細々したものが、リュックにぎゅーぎゅーに詰め込まれていました。
それを取り出して把握→分類→不要なものを捨てる、又は戻すことができました。
いつもスッキリしているので、大切なことに集中することができました。
持ち物が整理された!
行動4 人と会う
農業をしていると、心がけて人と会わないと一日の間家族としか会話がない、ということもよくあります。
積極的に研修会に行ったり、出かけた先で自分から話しかけてみるようにしました。
最初はちょっと気合いが入りましたが、慣れれば普通になります。
すると、意外なところから情報が。
先日は友人のお兄さんからマルシェのことを教えてもらいました。
今は出品のための準備が進んでいます。
人が情報を持ってきてくれた!
行動5 付箋を使う
KJ法を試してみました。
まだ、やり方がしっかり身についていないのですがそれでも効果あり!
仕事に関する課題をタイトルにして思いつくままに一枚に1つの思いつきを記入。
たくさん出た所で、並べ替えました。
アイデアを出す、とは考えを整理することから始まるということがよくわかりました。
これは、すぐできておもしろい!
付箋を並べ替えることで頭の中が整理された!
行動6 とにかく質問をする
質問、というと大勢の人のまえではい!と手をあげてしゃべる、というイメージもあります。
でもメールでの質問でも、質問用紙に記入することも立派な質問です。
とにかく質問欄があるときは、空白にはしない、と決めました。
意外と回答は返ってくるものです。
そこから次の行動が生まれることが増えてきました。
質問へのハードルが下がった!
行動7 顧客の声に耳を傾ける
顧客というと、ハミコの場合は畑で作った農産物を買ってくれる方々です。
産直市場に出荷するときに、思い切ってお客さんに声をかけて見ました。
すると「ちょっと小ぶりの方が買いやすいのよね」「形は悪くても美味しいのはどっち?」など率直な意見が聞けました。
それを参考に、一袋につめる量を決めたり、形が悪いものも「不揃い」のシールを貼って店頭に。
自分だけで考えていたのでは分からなかったことです。
これもアイデアですね。
お客さんからの生の声が聞けた!
行動8 アプリを利用
本に乗っていたアプリは、残念ながら見つけられませんでした。
しかし検索でいいもの見つけました!
「閃け!ひらめくん」です。
ゲーム感覚でいろいろアイデアが生まれます。
行動9 与えることはクリエイティブ
与えること?
それがいいのは知っているけど、それがクリエイティブって?
と思いますよね?
でも本当でした。
自分から相手に提供できることを探していくと、思いがけないことが起こります。
それもとっても嬉しいことが。
とにかく与える、人の役に立つ、を心がけてみてください。
giveすることで嬉しさとアイデアをもらえた!
まとめ
5冊の本を読んで、ちょっとした行動を始めたことでこれだけの効果が得られました。
それって、とってもコスパのいい投資だと思いませんか?
思えば、アイデアを出さなくちゃ、すごいことを考えつかなくてはと気負っていたのかもしれません。
アイデアを、すごいことだと思わないことも大切だったのですね。
そのうちに思いつくんだから、ゆったり待ちましょ、ぐらいの気持ちがコツ。
もう、すぐそこまできているアイデアを、ちょっと捕まえる、と思うと気が楽になります。