何回も読み直している、お気にいりの物語のご紹介です
おんなじお話をなん度も?どんな本なの?
なんでも解決しちゃう天才執事のお話だよ!
とにかく面白いから、読んでみてほしいな
原作は、イギリスのユーモア作家、P・G ウッドハウスの作品。
気分が軽やかになりたい時にピッタリ。
そして、まず一冊読むなら、このマンガをおすすめします!
読んでみて!
難題は天才執事にお任せ!P・G ウッドハウスが生んだ「ジーヴス」
ジーヴス、って変わった名前ですよね。
Jeeves って書くようです。
イギリスの紳士様お側つき紳士、と呼ばれる執事がジーヴスなのです。
天才執事「ジーヴス」の物語
古き良き時代のイギリスで、何不自由ない暮らしを送るお気楽青年バーティ。
そして、彼に仕える超有能執事ジーヴスが大活躍する物語。
100年以上前に書かれた作品にも関わらず、今読んでもすごく面白い。
ジーヴスが活躍するこのシリーズには、たくさんの短編といくつかの長編があります。
翻訳された小説、マンガ、DVDがありますので好みのものをどうぞ。
P・G ウッドハウスって?
P・G ウッドハウス(1881〜1975)は、今から100年以上前に生まれたイギリスのユーモア作家です。
とても多作な人だったようで、93歳で亡くなるまでに残した作品は、膨大な量。
P・Gウッドハウス協会という組織があるほどイギリスではウッドハウスは人気があるのです。
ウッドハウス自身がニューヨークで長く暮らしていて、アメリカに帰化したぐらいですから、アメリカにもファンは多い。
日本でももっと作品が読めるようになるといいのですが。
どんな登場人物がいるの?
どのお話にも、魅力的でちょっと風変わりな愛すべき人物たちが登場します。
バーティ
ロンドンに住む有閑お気楽青年。
思慮に欠けるが、「金のハート」を持つ愛すべき紳士。
物語の語り手。
ジーヴス
バーティに仕える、紳士様お側付き紳士(執事)。
有能で、ちょっぴり腹黒で難題をいつも解決する。
紳士の身だしなみについては、だいぶうるさい。
ビンゴ
バーティのおさななじみ。
バーティと同じくらいお気楽。
そして超惚れっぽい。
アガサおばさん
バーティのおばさんの中でも、最もコワイ存在。
バーティを教育&結婚させようとする。
その他の人々
他にもたくさん、魅力的な人物が登場します。
どの人もひとくせあって、でも愛すべき人たち。
作品のなかで個性を発揮しながら、それぞれに活躍していますので、ぜひお気に入りの人物を見つけてくださいね。
「ジーヴス」シリーズは小説・漫画・映像全てで楽しんでほしい
激推しのジーヴスシリーズ、いろんな楽しみ方があるので、一つずつ紹介していきますね。
ウッドハウスの世界をそのまま味わうには、やっぱり単行本がいいのではないでしょうか。
私は、翻訳の森村たまきさんが大好きなので、こちらの14巻を読み進めています。
まだまだ途中でけどね!
小説はウッドハウスコレクションが充実
国書刊行会から出ているウッドハウスコレクションは全14巻。
単行本で揃えるのは、しんどいなー、と思っていましたがキンドルになっていました。
まずは、一巻目をご紹介します。
漫画の完成度の高さに驚愕
ちょっと時間が空いた時なんかに、読み返すのはもっぱらこの漫画です。
勝田文さんの絵が素晴らしい!の一言。
この3冊のほかに、タイトルが違うシリーズ「ジーヴス英国紳士録」があります。
表紙のデザインが変わって2冊出ていますので、こちらもおすすめ。
古き良きイギリスの空気まで伝わってくるようです。
DVDはイギリスのテレビ番組
現在、入手できるのはこのシリーズだけのようです。
DVDは箱入りで、付属の冊子も充実した内容。
ジーウスシリーズの代表的なお話が収録されており、1、2巻ともお気に入りです。
主演俳優が二人とも、ハマり役。
バーティはヒュー・ローリー
ジーヴスはスティーブン・フライ
特にスティーブン・フライの、上から見下ろすような視線がジーヴスっぽい!
天才執事「ジーヴス」シリーズまとめ
本棚に、バックの中に、ジーヴスの物語が入っていると、気分が晴れない時に取り出すことができて最高です。
古き良き時代のイギリスの、お気楽でちょっとお間抜けなバーティーの言葉や行動に癒されちゃいます。
そして、天才執事ジーヴスの人を食ったような態度にニヤリと笑いが込み上げる。
二人のおしゃれに対する正反対のこだわりから、イギリスの紳士のいでたちについても興味が湧いてきます。
もっと勝田文さんによるマンガがどんどん増えてほしい!と強く願うジーヴスシリーズの大ファンなのでした。