ガーデニングに苦手意識を持っている人にこそ読んでほしい、ガーデニングの本を紹介します!
忙しい人にも実践できる、ガーデニングの本の紹介です!
農家なのに、ガーデニング苦手だもんね〜
時間がないから、ムリだと思ってたんだよね
毎日、畑仕事をして植物に接しているのに、庭は残念な我が家。
でも「みゆ庭」を運営するみゆきさんは、ズボラでOK!という素晴らしいアドバイスをしてくれます。
それがこの本「枯らしまくっていた私がたどり着いた!ずぼらガーデニング」
読んでおしまいという本ではなく、園芸店に行く時も、庭に出る時も一緒に持ち歩いてしっかり参考にしたい本です。
私はキンドルで買って、いつでも見られるようにバッグの中に常備してます。
農家も激しく同意!ズボラガーデニングの極意
著者が、様々な試行錯誤を繰り返しての結果の「ずぼらガーデニング」ですから、ただのほったらかしとは全然違いました。
しっかりとポイントが押さえてあるので、お花も元気に育つのですね。
その点は農家で野菜を育てる時ととっても似ています。
現役農家の私がうんうん!と激しく同意したのは以下の5つ。
- 土づくりが大事
- 光合成をして養分を作る葉を守る
- 植物も夏バテ
- それぞれの品種の特徴を掴んで対処
- 冬のうちにちょこっと雑草対策
土づくりが大事
畑と庭では環境が違いすぎますが、土づくりが大事なのは一緒なんですね。
いかにふかふかの土を作るかが勝負!みたいなところ、全く同感です。
堆肥や腐葉土などの記述も、とっても参考になります。
どんな肥料がいいのかが具体的に書いてあるので、すぐに実践できますね。
光合成をして養分を作る葉を守る
ベテランの果樹農家さんなどは、葉っぱの形状を見るとすぐにその木の健康状態がわかるそうです。
全然そこには到達していない私ですが、葉っぱがしっかり光合成をしているかな?っていつもチェックしています。
みゆ庭は、重要なポイントを押さえてあとはラクができるという理想の環境ですね。
植物も夏バテ
近頃の夏は本当に、危険な暑さ!
人間も植物も、夏バテ必至です。
野菜を作るときも、寒冷紗をかけたり遮光ネットを使っています。
8月のずぼらガーデニング作業の項目で、しっかり暑さ対策が示されています。
特に「水やりは朝早いうちに」は、畑に出たらすぐ水やり!という真夏の農作業と全く一緒です。
それぞれの品種の特徴を掴んで対処
グラウンドカバーには「ヒメイワダレソウ」ではなく「クラピア」。
バラは品種さえ選べば、簡単に育てられる。
など、経験からの的確なアドバイスが満載。
しっかり品種の特徴を押さえて対処するというのは、農業でも同様です。
ガーデニングのプロの言葉には、重みがあります。
冬のうちにちょこっと雑草対策
春や夏の雑草がボーボー伸びる時に、慌てて草刈りなどの対策をしますが、実は冬がポイント。
冬にちょっと丁寧に草取りをしておくと、次の春がぜんぜん違います。
これは、日々の農作業をしていて実感していることです。
目から鱗の発見、ずぼらは楽しい!
基本を押さえた上でのずぼらガーデニングは何より楽しそう。
これは、目から鱗!の発見はこの3つでした。
- ずぼらプランツが写真入りで紹介、本をもって園芸店にgo
- 植物をもっと楽しむアイデアが、生活を豊かに
- 屋内の観葉植物→100均で!?
ずぼらプランツ!が写真入りで紹介、本をもって園芸店にgo
手のかからない植物が、季節ごとに写真入りで紹介されています。
球根や、こぼれ種で増える植物や、宿根草というものもあるんですね。
知らない花ばかりでしたが、写真があるので、本をもって買い行けば大丈夫。
植物をもっと楽しむアイデアが生活を豊かに
園芸だけでなく、ハンドクラフトのアイデアも満載。
「MIYUKI’s Colum」では、生活が豊かになるヒントが紹介されています。
こんなふうに庭で育てた植物を、お部屋の中で飾って楽しむことができたら、素敵ですよね。
屋内の観葉植物→100均で!?
観葉植物は、お値段が高いもの!と決めてかかっていた私には目から鱗でした。
100均で買っていいの?
と声が出ちゃったくらいです。
大きく育てるコツが、ちゃーんと書いてあるから心強い。
そうなると、何を買おうかな、どこに置こうかなと妄想も膨らみます。
農家の庭に活用!ずぼらケア
しっかりと、ずぼらガーデニングについて熟読したのでこれを我が家の庭に応用してみようと思います。
今はまだ、残念な状態の我が家の庭。
それがどう生まれ変わるか!?ちょっと、楽しみです。
農家あるある!放置されている庭
日々畑の野菜の世話をしているのですが、庭は野放し。
忙しいを言い訳に全く放置してあります。
ミントは花壇からはみ出てるし、雑草も生えてる。
みゆきさんの本を読んで、これをなんとかしてみようという気になってきました。
ずぼらガーデニングカレンダーを見てみよう!
だって、ずぼらガーデニングでOKならなんとかやれそうですよね。
本をめくりながら、どこから手をつけようかと考えました。
毎日ガーデニング作業をやる暇はもちろんないのです。
そこで参考にしたのが、巻末にある「ずぼらガーデニングカレンダー」
作業ごとに月毎に一覧にされていてとても便利。
これならなんとなくできそうだぞ!
月ごとのずぼらガーデニング作業のみ実行
カレンダーを見てから、月ごとのガーデニング作業を確認しました。
それには、毎月の「ずぼらガーデニング作業」が最適。
ここにある4つ〜7つの作業を、やってみることからスタート!
憧れのバラに挑戦
自分には絶対ムリだと思っていたバラのあるお庭。
この「ずぼらガーデニング」を読んでからは、「ひょっとしてできるかも?」
という気持ちになりました。
バラの苗を買うのに最適な時期も書いてあるので、今からワクワク!
まとめ ずぼらガーデニングは最適ガイドブックだった
ガーデニングやってみたいけど、と思っている人にこそ読んでほしい!
ずぼらでOK!だけど、要点はしっかり抑えている「みゆ庭」
肩の力が抜けて庭づくりができれば、生活に余裕が生まれそう。
そんな庭には、きっと人も集まります。
いつか素敵でずぼら(!)な庭で、ガーデニングパーティとかできちゃったらいいな